夢9 心はつながるのか
夢9 心はつながるのか
触法精神障害者収容病棟
殺人罪など法に触れた 責任を取れる能力がない者が入る場所
ここには ルールがない 医学が責任能力がないと
証明した犯罪者ではなく障害者がいる病棟
ここはハワイの州立病院の特別病棟
心理学者イハレアカラ・ヒューレン博士
ヒューレンのやり方は変わっている
ヒューレンは収容者を診察しない
話もしない ただ「彼らの病気をつくったのは自分の中の
何かが原因なのだろう?」とひたすら 来る日も来る日も収容者の
カルテを見ながら たった一度の診察すらせず
その「原因」を考え続けた
そして四年後 すべての収容者が退院。病棟は閉鎖された
ヒューレンの行動は ホ・オポノポノに元ずく
ホ・オポノポノとは"全責任を負う"ことを原理とする、
ハワイに伝わる癒しの方法である
その暴力的なことというのは、私の中にあったのであって、
犯罪者の中にあったのではないからなのです。私の中の情報に
光が届き、その現象を起こしている私の情報が消去されたので、
相手の情報も消去されたのです
わたしは自分のなかから『彼が犯罪者』という情報をすべて消去したので、
彼のなかに犯罪者を知る情報が一切なくなり、彼はもう犯罪者に
はならなくなったのです
実は、病院に勤務する必要はなかったのです。
患者のファイルさえ見せてもらえれば、情報の消去ができた
あなた自身を大切にする、愛すること
あなたが自分の人生をよりよいものにしたければ、あなたは自分の
人生を癒さなければならない。 もしあなたが誰かに手を差し伸べたければ、
たとえそれが精神障害を持った犯罪者であっても、
あなたは自分自身を癒すことによって彼らを癒すのだ
「私はただ『ごめんなさい(I'm sorry)』と 『愛してる(I love you)』を
何度も何度も言い続けていただけです
ヒューレンが見つけた核心があるものとは
癒すということだが 癒すとはそういうことなのか
ヒューレンが いつ それに気づいたのか
収容者が退院した後も収容者の追加の調査はしたのか
病棟を閉鎖するという事はハワイに そういう人達が
いなくなったという事なのか
謎が深まる