ダイヤモンドダスト
ダイヤモンドダスト
シベリアのベレブフカ河畔で氷付けのマンモスが
ひざを半分折りにした状態で発見された
マンモスは口にキンポウゲをくわえていた
ギンポウゲとは日照と降雨があり温暖な気候を好む植物
それを食べながらマンモスは即死する
厚い毛皮をまとったマンモスをひざを折ったままで
凍らすにはー100度ぐらいの低温が必要だ
だが これほどの冷気は北極でも観測されたことはない
死の冷気
激しい噴火が起こり大量の火山性ガスが放出される
ガスは大気上層部へ吹き上げられ恐ろしいほど低温に冷却される
ガスは対流を起こしながら渦を巻き極地へ流れ
地表を覆う暖かい空気層の上へ降り注ぐ
ガスは強い突風となって大気の最も薄い層を貫き
猛烈なスピードで地表に吹き付ける
ガスに襲われた地域は想像を絶するほどの低温になる
-100度に達するかもしれない温度は
ツンドラの草を食してしたマンモスの肺を瞬時に破壊し
数秒でマンモスを殺したと思われる
・・・・だが マンモスを殺せても 分厚い氷を作り出すことは出来ない
マンモスは氷の中から発見されたのだから
きっと ほかにも何か起きているはずだ
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Category: ダイヤモンドダスト
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