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            死

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 世界から意味を失う時
 大事にしている物が何なのかを思う

 形それとも言葉それとも記憶

 悲しいが存在のすべては記憶でしかない

 そして何かが死んだとしても
 記憶の中に存在する限り それは死なない

 あなたを殺すのは世界ではなく 私の心

 人は否定するが 記憶から消せない物
 私は それを霊とする

 私の可愛い何かが死んだ
 それは私の不注意で
 私に大きな傷を付けた

 完璧すぎる失敗に 返す言葉はない

 世界の意味を失う 

 そんな時

 私に声をかける物がいる

 それは私の可愛い物だった

 優しく手を握り 私を愛していると言った

 出会ってから あなたに夢中で
 これからっだて あなたを忘れないし 忘れないでほしい

 ・・・・

 どんな失敗で私が死んでもかまわない
 それより もっと私を見てほしい
 抱きしめ声をかけてほしい

 この話を聴いたとき 霊がいる事を確信する

 世の中の道理は 霊は存在しない
 それは違う それは言葉に囚われているだけである

 人を生かすオプションの一つは 記憶なのである
 世界の意味を失う状況の中で
 出合った霊は 本人が作り出した物かも知れないが
 結果 本人から傷を消すことよりも
 何をしなければ いけないのかを教えている

 自分が理解出来ない状態は 脳が違う何かに変換し誘導する可能性がある

 自分の好きなように人生は作れるし
 時間が経てば風化する

 ただ まだ それを意識でき
 動揺できる その時だからこそ出来る事もあるだろう

 完璧な事はある 逃げても状況は変わらないし変えられない
 そんな状況のある限り 
 常識ではとらえきれない霊は 強く存在し続けるのかもしれない

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