殺しの美学8 希望4
殺しの美学8 希望4
誰もいない町
小さな町 ふっと足を止める ここには霊はいないのか
たまに すれ違う人 でも声を掛け合うことはない
どこか陽炎のように見える人影 ここでどんな生活をしているのか
解体する資金が無く放置されたシャッター商店街
もう 誰も住む事もない路地を風だけが吹き抜けていく
気にするなよ 君はここに住む事はないだろう
すぐ ここも さら地になるよ すぐ忘れるよ
・・・誰かがささやく
誰かいる でも誰もいない そんな町
より良いシステムは国、企業を一極集中型にし
町という資源を使い果たす そして それが終わると人という資源を使う
コストを下げるため強固に作られた食物はアレルギー 癌などを増加させ
確実に人という資源を消費していく
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)が通れば
外国から多くの食物(遺伝子組み換え食品)が入ってくるだろう
だが そのシステムで行くと日本の国を
支えるだけの消費者がいなくなるかもしれない
日本は それらに対して どう答えをだし どういう手を打っているのか
そして 小さな町のように それも忘れ消えて行く
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Category: 殺しの美学
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