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呪い1

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  呪い1

 呪いは存在するのか 一般でいう呪いとは何か
 
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 アメリカのジョージア州・オーガスタ市で 19世紀以前に
 作られた柱 柱は反抗する奴隷を見せしめるために使われた
 柱を動かす者が 何人か死んでるようだ

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 平将門 首塚
 

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 京都 貴船神社 「丑の刻参り」とは、呪殺したい人の髪の毛や写真を
 藁(わら)で作った藁人形に入れて、白装束を
 着て丑の刻(午前1時から3時)に神社に詣(もう)で、
 御神木に五寸釘で呪いを込めて打ち付けることで相手を呪い殺す方法

 わら人形の呪いで 相手を呪い殺せるのか

 呪うのではなく 直接 相手を殺したほうが合理的で確実に答えが
 出ると思うが・・・・

 ただ呪いたいのか

 それとも違う目的なのか 

 それとも そうするしかなかったのか


 呪いに関してメリットは わら人形を打ち付けるほどの
 異常行動が理論的に非常に良い

 異常行動を続ければ続くほど 本人は異常になっていくだろう
 結果 本人と相手に多大なリスク(呪いのようなもの)影響を与える確率が上がるだろう
 
 科学に元ずくなら実際に呪いとは存在しないと行けない

 呪いとは相対関係から発生するもので 妬みや嫉妬などがある限り
 影響を与え続ける

 だから呪いによる殺人や仲間外れなども現実的に
 発展し続けなければ行けない 

 そして そういうものは人に伝染するメリットがある

 システムの中で生きているのだから当たり前なのだが
 人に恨まれるなど 極度の不安を与えると交換神経組織に
 強い影響を与え 血圧が下がり血しょうが血球から抜け出し
 心臓の収縮運動が出来なくなり死にいたる

 恐怖のあまり肺が麻痺し呼吸が出来なく死に至る場合もあるなど
 システム的に何かしら影響を受ける

 人は 誰かにどんな目で見られているかで影響(呪い)を
 受けなければ行けないはずである
 

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Category: 呪い

呪い2

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  呪い2

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 呪いは存在するのか 

 呪いとは恨みからくる行動で 恨みが強いほど呪いに反映していく

 完璧な呪いは 完璧な恨みから発生するはずだ

 呪いの原動力になる 恨みとは何なのか
 
 米労働統計局の発表では 一年間に職場で発生した死亡事故のうち
 なんと管理職の1割は社内で殺人事件によって
 死亡していることが判明した 

 とりわけ以前の調査時よりも、
 女性管理職が何者かによって殺されるという事件の発生割合が増加している

 10人に一人が殺されている

 生活の中で恨まれるのは宿命だが 殺されるほど恨まれるのは異常だ

 どうすれば殺されるまで恨まれるのか・・・・

 だが・・・これは恨みというより怒りが引き金になっている

 死亡数は なかなか良い数だが怒りが理由なら呪いにはならないかもしれない

 毒劇物取締法に指定されている毒物「フッ化水素酸」を女性の靴の中に塗り、
 左足を壊疽(えそ)させ、5本の指を切断させる重傷を負わせたなどとする
 殺人未遂容疑で山梨県山中湖村の会社員・深沢辰次郎容疑者(40)を逮捕した

 女を恨んでいたのか 

 遠まわしに犯行を行ったのは
 捕まらないためではないし恨んでいたわけでもない

 陰で弱い動物を虐待するような手段しか出来ない人間だからだろう

 少しだけ呪いの面がある様に思うが
 これは快楽と逃避だ

 ・・・・ん~呪いはあっても恨みがない 恨みがあっても呪いまで行かない
 完璧な呪いとは現実に存在できるのか

Category: 呪い

呪い3

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  呪い3

 呪いは存在できるのか

 シリアルキラーのヘンリー・リー・ルーカス 
 売春婦で狂人の母
 野蛮で食人のオーティス・トゥール 
 殺人も了解済みのベッキー

 数々の殺された人々
 これらの関係者の奇跡の競演により 呪いは存在できる

 ヘンリーが殺した人数は多い

 青年期から始まり母や恋人まで殺す

 1979年 天才異常者のオーティス・トゥールと出会う
 このことにより 360人殺しの異名を持つまでになった
 冒険が始まる 

 次々と殺しまくるヘンリーとオーティス

 のちに オーティスのいとこのベッキーも仲間に加わり
 三人で全米17州にわたり殺人を繰り返しながら旅をする

 「殺人は息をするのと同じだった」

 「人間 それは俺にとってなんでもなかった、ただの白紙だった」

 ヘンリーを怪物に変えたのは 母親からの呪いだろう

 ヘンリーは母から呪われた事に気づいていただろうか

 何故 左目を失ったのか 

 何故 物を盗むようになったのか

 何故 人殺しをするようになったのか
 
 全てには答えがある 

 そして その答えの一つに母があり
 母も誰かに呪われていたのではないか

 誰かから母へ 母から子へ 子から仲間へ そして世界へ
 呪いは波紋の様に連鎖していく

 完璧な呪いは 積み重なる奇跡と卓越した教育に基づいている

 ヘンリーの人生を見れば 何かを呪う 又は呪われるためには
 最低限 何をしなければ行けないか解るはずだ

 その作業は難しいが わら人形の呪いだとしても
 やり方次第で現実に存在、開化できるはずである

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  死の腕 ヘンリー・リー・ルーカス物語

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呪い4

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  呪い4

 世界に恨みはない 

 ただ私には世界は必要なかった

 世界が消えてもいいし 

 人を殺しても心は痛まない

 もちろん私も死んでもかまわない

 おじさんと呼ばれる私には仕事はない 家族もいない
 私の年齢から考えると これからの人生の
 可能性の低さを痛感する

 何をやっても うまく行かないし しっくりこない

 この世界は 強者には広いが 弱者には意味すらあたえない

 ましてや年をとった体に何が出来るのか

 誰かに話す事もなく 話しかけられる事もなく
 一人 ・・・・もうダメだとつぶやく

 努力してきた人生の中から 一滴の水滴が落ちる

 水面に当たり 波紋のように広がって
 心に伝わっていく

 その時 うるさい世の中から音が消えた
 私は この時 世界を見失った

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呪い5

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  呪い5

 原始的プログラムは 死を無視できない

 人が死を超越したとしても
 永遠に死なないとしても
 プログラムは 死を無視しないだろう

 死とは終わりで あらがうしかなく
 人は理由なしには死ねない

 だからこそ霊にすら理由を求める

 エデンのリンゴを食べたときから
 それは始まり永遠に続き
 あまいリンゴは人を強くもし弱くもした毒である

 毒は体を犯し 答えを持つもの 持たないものに影響を与える

 エデンのリンゴを見つけたように 霊を見つけたなら
 霊は おいしい果実であり 毒でもある
 
 最初に霊を見たのは 別にたいしたこともない普通の日だ

 暗い部屋の片隅 うっすらと体が見える
 二人いる

 顔は見えないが きっと 父と母だろう

 なぜ 今 現れる・・・・

 Bの人生は 楽なものではなかったが
 少しずつ積み上げていくものは
 確実にBの人生を作っていく

 親がいなかった分 苦労はするが
 自分流に好きに生きてこれた
 これが 唯一の救いであったから
 だから 自分の行動一つ一つが大事だと思っている

 誰にも馬鹿にされないように慎重に生きていこう

   自由

 Bの世界は思った以上に狭い
 ミスをしたくない生き方は
 大変で 必要以外は 出来るだけかかわらない事にしている

 消極的だが 堅実である

 そのかいもあり スーパーで主任を任されている

 Bは 結婚をしている
 仕事が終わると いそいで家へ帰る

 晩御飯を食べながら 今日の出来事をあれこれ話す
 普通だけど 気に入っている人生

 それに 自分は まだまだ伸びていく
 止まる事のない期待が胸を駆り立てる

 それが Bにはうれしく
 妻と よくそういう話をしていた
 妻も それがうれしく頑張ってほしいと思っていた

 だが 慎重に、堅実に生きていた
 Bは ミスを犯す 

 信頼しているとしても
 簡単に疑うことなく 妻に自分が企画した仕事の話をしてしまった

 話すべきではなかった

 妻は Bの仕事を 誰でも出来る仕事っと思っている

 実際 給料だって安いし 商品を管理するだけだし
 自分が企画した仕事も 大きな投資をしたわけでもなく
 ちょっと 工夫をしただけだ

 でも 若いBには その ちょっとが新鮮で
 Bを ワクワクさせていたのも事実である

 だが そんなちょっとの事は
 妻に仕事の話をしてしまったことで簡単に砕かれる

 「そんな仕事は誰でも出来るでしょ」

 休みのない 忙しいBへ 妻が言う
 妻に悪気はない それよりも Bにかまってほしかった
 
  沈黙
 
 妻の気持ちは判るよ 

 誰でも出来る仕事だという事は知っていたんだ 

 Bは迷う 

 今までやってきた仕事
 自分の中の本当にやりたかった事

 自分は 楽をしてきた訳ではない
 頭の中で いろんなことが駆け巡る

 でも 言い返したくても言い返せない
 言ってしまえば もっと 壊されるかもしれない

 妻と話を しなくなったのは 嫌いになったからではない


 

Category: 呪い
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