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殺しの美学1 遺伝1

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       殺しの美学1 遺伝1
 
 green beret3

 男は ひざをつき ゆっくりと床に倒れこんだ

 倒れた男の後頭部から突き刺さるナイフが見える

 そのナイフを回しこみ 脳をかき混ぜる
 
 後頭部の頚椎には神経の束があり
 刺されれば即死する 

 そして ナイフを回し込み追加のダメージを与える

 音もなく出血も最小限 痕跡も少ない

 実戦の中で音もなく行われた仕事は
 いくども経験をなした達人のなせる技である

 
 私は何故 何かを殺すのか そして何かを殺すために技を磨くのか・・・・

 私は腹が減ったら何かを殺し食べる 虫がいたら害虫として殺す 
 がんばった結果 誰かがリストラにあい その人が死ぬ
 戦争や死刑もある 地球も殺そうとしている

 どうやら私たちには 殺しを止められない理由がありそうだ

 私達の中に 死の遺伝子がある事を知っているだろうか

 死の遺伝子とは オタマジャクシがカエルに変身する時に
 尻尾の細胞が ある時になったら きちんと死ぬようになっている

 だから尻尾はなくなる 

 尻尾は退化してなくなった訳ではない
 殺す情報を与え 尾っぽを殺しているのである

 死の遺伝子とは個体が変化する際 いらない部分を
 切り離し除去していく権利を持っている

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Category: 殺しの美学

殺しの美学2  遺伝2

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  殺しの美学2  遺伝2

 
 私達は死の中で生きている

 死の遺伝子は 老朽化した不要になった細胞や
 ウイルスが感染したなど傷ついた細胞を除去している

 「個」としての細胞は「全」としての個体(細胞社会)の
 状態を認識し 生きるか死ぬかを決めている

 美とは 大きいものに飲まれやすい
 そして そこに浸透していくものだ

 自3

 これらの者も 死の遺伝子の影響を受けたのだろうか・・・・

 すべては 美しくなるためなのか・・・・
 

Category: 殺しの美学

殺しの美学3 遺伝3

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      殺しの美学3 遺伝3
 
 an organization that has a pyramidal system

 京都府京田辺市、府警南署交通課の巡査部長(45)方で、
 妻から「主人が首を切って自殺したと通報があった。
 田辺署員が駆け付けたところ、巡査部長が2階の寝室のベッドで、
 血まみれの状態で倒れており、既に死亡していた。
 返り血を浴びた専門学校2年の二女(16)が
 「お父さんを殺しました」と殺害を認めたため、殺人容疑で逮捕した

 子供は親を殺す

 殺さなければ行けない理由の中に何があったのか

 死の遺伝子には もう一つの要素がある

 次元の異なる死の遺伝子があり 子孫を残し
 古くなった親のゲノムを個体ごと消去する役割を担っている

 そうする事で 子は開放され また違う誰かとめぐり会う

 生命は一倍体細胞から二倍体細胞へ進化し 分裂とは違う有性生殖で
 子孫を残したが代償に死を発生させた そして死を進化させる事で
 生物の多様性を手に入れた

 極度に高度化されていく社会は 高度に管理される遺伝子とリンクする

 ピラミッドの様な社会は 進むほど道は狭くなり
 時間が経つにつれ 上も下も同時にステップアップしていく

 連動された社会の中で時間とともに機械のような精密な行動が要求される
 
 それは相対的にスッテプアップできない者に差を与え
 失敗を恐れさせ 格差を恐れさせ ストレスを生み 

 出来ないものは身近な者まで殺すように操作され 
 社会から消去されていく


 

Category: 殺しの美学

殺しの美学4 遺伝4

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  殺しの美学4 遺伝4

 殺しの美学とは何か

 生命の中に存在するのか 

 必要なのか

 A 生命とは生き残るため より強固に安全に進化したのか
 B 生命は美しくなるためだけに利己的に技を進化させたのか

 進化って何? 

 何のために私達は生まれてきたの

 自由のため それとも意味なんてないの

 本人が いいと言っているのなら それでいいの

 例えば 大事な何かに別れを告げる時 自分の中にある想いを殺し
 恐い気持ちを殺し 相手の言葉を殺し
 そして大事な相手にも殺してもらわないと行けないものがある

 その終わりには美があるのか 

 納得し合い 終われば後悔や問題は起こらないかもしれない
 終わるのではなく壊す方法もある
 でも それは完璧な終わりになるのか 

 それとも 最後はあいまいな方がいいのか・・・・と思っても 
 完璧やあいまいさも本人が望んだ終わりではなく・・・・

 美学ではないのか

 終わりとは 先にあるのではなく後にあり
 新しいステージに行くには 古いステージを殺し
 古いステージを壊すために 失敗や後悔しないために 
 技を追求し 乗り越え 必然とその形は美しくなり
 殺しの代償として払うべき物ではないのか

 殺しの美学を求める事とは 進化なのではないか

Category: 殺しの美学

殺しの美学5 希望1

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  殺しの美学5 希望1
 
 例えばイオンの葬儀介入を知っているだろうか

 力のあるものは まるで火災のように容赦なく色々な物を飲み込み続け
 より炎は大きくなり 誰にも止められなくなる

 より良いシステムは 計算の元なりたち価格 生産 流通 販売などを
 極め 小さなコストで大きく影響を与えていき
 小さな企業 小さな町を飲み込みながら巨大なグループになっていく 
 
自4

 そのシステムを理解してる人は多いだろう
 だから人口は減少していく 
 
 美は不純物を望まない

 日本の自殺者は年20万人~ 
 殺しの美学 日本の自殺者は優秀だ 

 的確に死んでくれる

 自分で自分を殺すから罪にもならない

 そこに遺書などを揃え さらに花を飾る

 知識として 遺書を残さないと自殺として認められない
 世界第一位に輝く数を誇る日本の自殺者は 
 自ら見つけた美学に基づき命を絶つている

 そして 自殺や少子化は ただそうしてる訳ではない

 このシステムを理解して日本のバランスを考えながら人口を減らしている
 すべては相対的で

 必要なら死なないし 必要ないから死ぬ
 
 イオンなら資本力で寺を立てれるかもしれない
 そうなれば どういう事が起こるのか


 企業のバランスが平均化するまで 人口は減り続ける

 人口減少が どこでストップするのか その計算は もう出来ている
 だから その数に合わせて そこから新しい日本が始まる
 その時 企業は どの様な体制を予測し準備しているのか

 そして その時の すべては効率ではなく美学に基づかなければいけないはずだ

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